ワラーチの素材としては、真田紐とパラコードが大人気ですが、パラコードの材質は主に2つあって、肌触りが違うのはそのせいであることはご存知でしょうか?
例えば、下の写真でしたら、左からどんな材質で、直径何ミリのパラコードかわかりますか笑?

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パラコードは、外皮と呼ばれる外側の素材と、内芯と呼ばれる内側の素材で構成されており、デザイン性と強度を両立させています。

答えは、左から、ナイロン素材で直径2mmのパラコード、グリーンは外皮がナイロン素材で直径4mmのパラコード、そしてピンクは、外皮がポリエステル素材で直径4mmのパラコードです。

写真映えする、紐がピンと張って自立するワラーチのパラコードは、ほぼポリエステル外皮です。自立するので硬めで、紐の締め具合や結び方の調整ができていないと、足の皮膚がこすれて痛くなりやすいやつです。


一方、紐がしなっとしていて自立しづらいワラーチのパラコードは、ほぼナイロン外皮です。肌触りもポリエステルより柔らかめです。


このような素材の違いを知っておくと、パラコードを選ぶ際に便利です。
しかしナイロン素材が柔らかいからといって、肌擦れがないかというとそうでもありません。どうしてもパラコードの紐が合わなくて皮膚が擦れて痛い場合は、そのワラーチの結び方自体を変えたり、または、マクラメ糸というような丈夫な毛糸を使ってみると、だいぶ、紐の皮膚へのあたりが楽になります。
パラコードも、色々なブランドのものがあり、ナイロンやポリエステルと書いてあっても、それぞれ個性があると思います。パラコードの直径も変えてみたり、また、一本だけではなくて細いパラコードを2本・3本と束にしてワラーチを作ってみるのも面白いです。


色々試してみると面白いですよ。 ワラーチは自由です😊。