冬でも薄着&ワラーチ(ランニング用サンダル)でランに出る理由

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私は真冬のランでもできるだけ(というか、出かけるときもできるだけ)、裸足にワラーチ(ランニング用サンダル)&できるだけ薄着で走るようにしています。

その主な理由は、健康目的です。あと、お金がかからないのも良きです。 ワラーチは1足2000円以内、ウェアもワークマンのいっちばん安いタンクトップシャツと短パンで済みます笑。気温が-2〜-3度くらいでも、15分くらい走ってると暖まってきて、全然問題ないです。着るモノ少なければ洗濯も楽で益々良き。

ワラーチ

ちょっと前のコロナ騒ぎ、昨今のインフルエンザの感染者数急増のニュースもそうですが、やっぱり自分の身体の機能を高めるのが大事だよなーと思い。

でも、健康法ってお金をいくらでもかけられますよね。で、自分の生活リズムに合って、できるだけお金をかけずにコスパ良く元気でいられる方法の一つとして、裸足に近い履き物であるワラーチを履いて、出かけたり走ったりすることと、あともう一つ、冬でもワラーチ履きで外に出ることがいいなと。朝はランの後、お湯じゃ無くて冷水シャワー2分もやっています。超スッキリします。

この、冬でもワラーチ・薄着・冷水シャワーの理由は、思い込みや「なんとなく」では無く、一応、「寒冷暴露(コールドトレーニング)」と呼ばれる健康法を元にしています。

目次

寒冷暴露(コールドトレーニング)とは

寒冷暴露とは簡単に言うと、体を意図的に寒さにさらすことです。例えば、お湯じゃなくて冷水シャワーを浴びたり、冬に薄着で外出したりするのがこれにあたります。

「えっ、寒いのって体に悪いんじゃないの?」って思う人もいるかもしれません。確かに、急に寒い環境に身を置くのは危険です。でも、適切な方法で少しずつ体を慣らしていくと、実はいいことがたくさんあるようです。

寒冷暴露の効果として、以下のようなものが報告されているらしいです笑

  • 寒さに強くなる
    • (とても実感しています)
  • 免疫力が上がる
    • (風邪を引かなくなったり、風邪からの回復は早くなっているのは実感します)
  • 頭がすっきりする
    • (冷水シャワー後はばっちり)
  • 運動能力が向上する
    • (わからん笑)
  • 肌がきれいになる
    • (わからん笑)

出典:Wim Hof Method(ヴィム・ホフ・メソッド)とは?

ヒートショックとコールドトレーニング

寒冷暴露は、ぶっちゃけ「軽度のヒートショックを繰り返すことによるトレーニング」と言えると思います。ですので、無理をしないように、また、自分の体調には気をつけています。

ヒートショックとは「急激な温度変化によって、体がダメージを受けること」を指します。暖かい部屋から寒い部屋への移動や、風呂場やトイレが寒いといった急激な温度変化で血圧が大きく変動し、失神や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こします。

命にかかわる可能性もあるのが、ヒートショックの怖いところです。ヒートショックが起こりやすい状況、なりやすい人の傾向、予防策などを解説します。

寒冷暴露(コールドトレーニング)の主な健康効果

以下、次の冷水シャワーを勧めるブログから、寒冷暴露の健康効果と思われる内容です。

風邪に対する免疫力を高める?

熱いシャワーから冷水シャワーに切り替えると、数分間であっても、体内を循環するウイルスから体を守ることができるかもしれません。冷水のショックは、感染と戦う血球(白血球)を刺激します。

オランダで行われたある研究では、30秒、60秒、90秒の冷水シャワーに90日間切り替えた人々は、冷水シャワーに切り替えなかった人々と比較して、29%も病欠が少なかったことが分かりました。

うつ症状の緩和?

冷水療法がうつ病に与える影響については、限られた研究結果しかありません。しかし、現存する研究結果には、いくつかの肯定的な結果が示されています。

ある臨床研究では、数か月間毎日冷水シャワーを浴びた参加者は、うつ症状の軽減を報告しています。さらに、冷水は気分を高め、不安を軽減する可能性があるという研究結果もあります。

血行の改善?

冷水は体に負担をかけるため、体温を維持するために全力を尽くします。これにより、血流の循環を促進するよう体が刺激されます。

「血行が促進されると、血液が再分配され、回復を必要とする体の部位に新鮮な酸素が供給されます。」と、Hame博士(Dr. Sharon Hame)は言います。「運動後の筋肉の回復にかかる時間が短縮されます。長期的には、循環器系がより効率的になり、血液が体内をより速く循環するようになるかもしれません。これは、高血圧や糖尿病の方には有益です。

新陳代謝を高める?

冷たいシャワーを浴びると、身体は温まろうとしてエネルギーを消費します。その結果、少量のカロリー消費と新陳代謝の向上が期待できます。しかし、この効果に関する研究もまた、多くありません。

炎症を抑え、筋肉痛を予防する?

気温が低いと血管が収縮します(血管収縮)。 そうなると、血液は体の中心部や重要な臓器に移動します。 この過程で血液は自然に酸素と栄養分を豊富に含みます。

身体が再び温まると、血管が拡張(血管拡張)し、酸素が豊富な血液が再び組織に運ばれます。血液が再び流れることで、炎症が洗い流されます。炎症は、運動後数日経ってから起こる遅発性筋肉痛の原因です。

局所的な痛みの緩和

冷却療法は炎症を抑えることで痛みを軽減します。 しかし、冷却療法は脳が痛みを認識するのを妨げる効果もあります。 「注射の前に冷たいスプレーをかけられたことがあるなら、」とHame博士は言います。

「冷たいスプレーは、痛みの感覚が神経を伝わる速度を遅くすることで作用します。」 冷却療法は脳に送られる神経伝達を鈍らせるのです。

寒冷暴露に向いていない体質や状態

心臓病や高血圧、循環器系に問題がある人

寒冷暴露は血圧を上昇させる効果があるため、心臓病や高血圧の患者にとっては危険な場合があります。体の循環システムに刺激を与えるため、循環器系に問題がある人には負担がかかる可能性があります

寒さにアレルギー体質がある人

寒冷暴露によってアナフィラキシー反応(アレルギー反応の中でも特に重篤な全身性の過敏反応)を起こす可能性あります。

寒冷暴露は低カリウム性周期性四肢麻痺(甲状腺中毒性周期性四肢麻痺)の原因の一つとなる可能性があります

血栓症のリスクが高い人

寒冷暴露は血管を収縮させるため、血栓症のリスクがある人には適していません。

妊婦

妊娠中の女性は、体温調節が通常と異なるため、寒冷暴露には注意が必要です。

乳幼児や高齢者

体温調節機能が未発達または低下している乳幼児や高齢者は、寒冷暴露に対して脆弱である可能性があります。


サンダルのことでも、何でも、何か気になったらお気軽にお問い合わせください。

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