この「ちきゅうサンダル」というワラーチのテーマの一つは、特別な知識やスキル・経験が無くても、誰でも手軽に作れる簡単構造のワラーチであることです。
サンダルの紐の足への締め具合(フィッティング)も、誰か特別な人やショップに頼らなくても、自分で簡単に調節出来るようになっています。紐もソール(サンダル底)も、自分で自由にいつでも変えることが出来ます。
また、紐の結び方を、常に足に対して左右対称に設計することで、作りやすくかつ、その後も作り方を憶えていやすくしています。ぜひ、あなたがあなた自身のオリジナルワラーチを作るベースにしてもらえたらと思います。
ワラーチ作りやワラーチの履き方・使い方の素敵なところは、唯一の正解やルールは無いことです。下で紹介している作り方と違っても、全く問題ありません。ぜひ楽しんで作って貰えたらと思います☺️。
ここで紹介する「ちきゅうサンダルTypeB2C(クリスマスカラーバージョン2024)」は、紐2本とソール(サンダル底)の3色の組み合わせ(靴下も入れれば4色)で、色々なカラーバリエーションを楽しめるワラーチです。
たまたまクリスマスカラーに揃えましたが、自分で自由な色を使って楽しんで貰えたらと思います。
サンダルの作り方(右足)
右足1 完成写真
右足2 完成写真 サンダルのみ
右足3 道具一覧
左から、
- サンダル底を切り取るハサミ、
- 紐の切れ目を炙って固めるためのライター、
- 足の形をソール(サンダル底)の上に描くためのペン、
- ソール(サンダル底)に穴を開けるときに使う下敷き、
- ソール(サンダル底)に穴を開けるときに使う穴開けポンチ、
- ソール(サンダル底)に穴を開けるときに使うハンマー
- ソール(サンダル底)裏の紐を保護するためのテーピングテープ
右足4 材料一覧
左から、
- ソール(サンダル底)板(材料は何でも可。この写真ではビブラムソールの6mm厚)
- サンダル紐 x 4(材料は何でも可。この写真では4mmのパラコード。長さは、足の長さが25cmくらいまでなら紐の長さは大体1本75cmくらい。)
右足5 紐の端の処理
紐の端がほつれないように、処理をしておきます。化繊のパラコードは、ライターで炙って端を溶かして固めると良いです。この時、写真のように紐を上から垂らし、ライターの炎を下から炙る様にすると、紐の溶けた切断面が、重力できれいに丸くなります。
右足6 ソール(サンダル底)を作る
足の形に合わせて、ソール(サンダル底)を描き、切り取ります。下の図のように穴を開けます。
既にワラーチのソール(サンダル底)を持っている人は、それに穴を追加するだけでも大丈夫です。
右足7 紐結び
写真のように紐を通します。今後この紐を「前紐」と呼びます。
右足8 紐結び
写真のように、足を置いて前紐を置きます。
右足9 紐結び
写真のように、足を置いて前紐を置きます。
右足10 紐結び
写真のように、前紐の両端を踵の方に回して結びます(これは仮留めです)。
右足11 紐結び
写真のように、二本目の紐(緑)を、一本目の紐(赤)の上に置きます。今後この紐(緑)を「後ろ紐」と呼びます。
右足12 紐結び
写真のように、後ろ紐(緑)を、前紐(赤)に絡めます。
右足13 紐結び
写真のように、後ろ紐(緑)を、ソール(サンダル底)のくるぶしに近い左右の穴に通します。
右足14 紐結び
写真のように、後ろ紐(緑)を、前紐(赤)の下に通し、足の踵の方にに持って行きます。
右足15 紐結び
写真のように、前紐(赤)の仮結びをほどいて、後ろ紐(緑)と一緒に足の踵の方にに持って行きます。
右足16 紐結び
写真のように、前紐(赤)と後ろ紐(緑)を、足の踵の方にに持って行きます。
右足17 紐結び
写真のように、前紐(赤)と後ろ紐(緑)を、足の踵でまとめて結びます(一重結び)。この時、一度足からサンダルを脱いだ方が結びやすいです。
右足18 紐結び完成
右足19 ソール(サンダル底)裏の紐を、テーピングテープで巻いて保護する
ソール(サンダル底)裏の紐は、サンダルを履いていくと摩耗してきます。それを保護するために、テーピングテープで1〜2巻きします。サンダルを洗濯するときなど、このテーピングテープの摩耗具合に気をつけておき、テープが擦れてきたら適宜交換するようにすると、サンダルを長くはき続けることができます。
右足20 完成
サンダルの履き方(右足)
右足21 足を、後ろ紐(緑)の下にくぐらせる
右足22 親指を、前紐の下にはめる
このように、前紐の下に親指をはめることが、ちきゅうサンダルTypeBの特徴の一つです。前紐はX型に、足の甲を支えます。これにより、ゆるい紐の締め具合でも、サンダルを履く時の安定感が増します。他のワラーチと比べ、紐を締めなくても、海や川に入った時のソール(サンダル底)に安定感があります(ぶかぶか感が少ないです)。
右足23 踵の結び目を、足首の方に上げる
右足24 完成
右足25 紐の端を切って揃える
お好みで、足の紐を切りそろえても良いでしょう。コツは、前紐と後ろ紐の長さが同じになるように気をつけることです。そうすると、後で前紐と後ろ紐を交換し、サンダルの色の変更を簡単にできるようになるので楽しいです。
右足26 完成写真
五本指や、足袋ソックスと合わせて履くことが出来るのも、ワラーチの面白いところです。
作り方に決まりがないのもワラーチの良いところです。このワラーチ「ちきゅうサンダル」は、意図的に構造を簡単にしてあり、オリジナルサンダル開発のベースにしやすいように設計してあります。是非、あなたなりのオリジナルワラーチを作ってみてください。
サンダルの作り方(左足)
左足1 完成写真
左足2 完成写真 サンダルのみ
左足3 道具一覧
左から、
- サンダル底を切り取るハサミ、
- 紐の切れ目を炙って固めるためのライター、
- 足の形をソール(サンダル底)の上に描くためのペン、
- ソール(サンダル底)に穴を開けるときに使う下敷き、
- ソール(サンダル底)に穴を開けるときに使う穴開けポンチ、
- ソール(サンダル底)に穴を開けるときに使うハンマー
- ソール(サンダル底)裏の紐を保護するためのテーピングテープ
左足4 材料一覧
左から、
- ソール(サンダル底。材料は何でも可。この写真ではビブラムソールの6mm厚)
- ソール(サンダル底。材料は何でも可。この写真では4mmのパラコード。長さは、足の長さが25cmくらいまでなら紐の長さは1本大体、75cm-80cmくらい。)
左足5 紐の端の処理
紐の端がほつれないように、処理をしておきます。化繊のパラコードは、ライターで炙って端を溶かして固めると良いです。この時、写真のように紐を上から垂らし、ライターの炎を下から炙る様にすると、紐の溶けた切断面が、重力できれいに丸くなります。
左足6 サンダル底を作る
足の形に合わせて、ソール(サンダル底)を描き、切り取ります。下の図のように穴を開けます。
既にワラーチのソール(サンダル底)を持っている人は、それに穴を追加するだけでも大丈夫です。
左足7 紐結び
写真のように紐を通します。今後この紐を「前紐」と呼びます。
左足8 紐結び
写真のように、足を置いて前紐を置きます。
左足9 紐結び
写真のように、足を置いて前紐を置きます。
左足10 紐結び
写真のように、前紐の両端を踵の方に回して結びます(これは仮結びです)。
左足11 紐結び
写真のように、二本目の紐(緑)を、一本目の紐(赤)の上に置きます。今後この紐(緑)を「後ろ紐」と呼びます。
左足12 紐結び
写真のように、後ろ紐(緑)を、前紐(赤)に絡めます。
左足13 紐結び
写真のように、後ろ紐(緑)を、ソール(サンダル底)のくるぶしに近い左右の穴に通します。
左足14 紐結び
写真のように、後ろ紐(緑)を、前紐(赤)の下に通し、足の踵の方にに持って行きます。
左足15 紐結び
写真のように、前紐(赤)の仮結びをほどいて、後ろ紐(緑)と一緒に足の踵の方にに持って行きます。
左足16 紐結び
写真のように、前紐(赤)と後ろ紐(緑)を、足の踵の方にに持って行きます。
左足17 紐結び
写真のように、前紐(赤)と後ろ紐(緑)を、足の踵でまとめて結びます(一重結び)。この時、一度足からサンダルを脱いだ方が結びやすいです。
左足18 紐結び完成
左足19 ソール(サンダル底裏の紐を、テーピングテープで巻いて保護する
ソール(サンダル底)裏の紐は、サンダルを履いていくと摩耗してきます。それを保護するために、テーピングテープで1〜2巻きします。サンダルを洗濯するときなど、このテーピングテープの摩耗具合に気をつけておき、テープが擦れてきたら適宜交換するようにすると、サンダルを長くはき続けることができます。
左足20 完成
サンダルの履き方(左足)
左足21 足を、後ろ紐(緑)の下にくぐらせる
右足22 親指を、前紐の下にはめる
このように、前紐の下に親指をはめることが、ちきゅうサンダルTypeBの特徴の一つです。前紐はX型に、足の甲を支えます。これにより、ゆるい紐の締め具合でも、サンダルを履く時の安定感が増します。他のワラーチと比べ、紐を締めなくても、海や川に入った時のソール(サンダル底)に安定感があります(ぶかぶか感が少ないです)。
左足23 踵の結び目を、足首の方に上げる
左足24 完成
左足25 紐の端を切って揃える
お好みで、足の紐を切りそろえても良いでしょう。コツは、前紐と後ろ紐の長さが同じになるように気をつけることです。そうすると、後で前紐と後ろ紐を交換し、サンダルの色の変更を簡単にできるようになるので楽しいです。
左足26 完成写真その2
五本指や、足袋ソックスと合わせて履くことが出来るのも、ワラーチの面白いところです。
作り方に決まりがないのもワラーチの良いところです。このワラーチ「ちきゅうサンダル」は、意図的に構造を簡単にしてあり、オリジナルサンダル開発のベースにしやすいように設計してあります。是非、あなたなりのオリジナルワラーチを作ってみてください。