
手作りワラーチの紐の材料として、化学繊維でできているパラコードは人気です。
自分で適切な長さに切る必要がありますが、ただ切ったままだと、どんどんほつれて行ってしまいます。そこで、切断した後は、ライターを使って切断面を溶かして焼き固めるのがオススメです。
その際のライターと紐の方向にちょっと気をつけると、扱いやすくしかもきれいにできます。それは、紐の向きを、水平ではなく縦にして、ライターの炎の方向に揃えることです。
目次
お勧めしない処理方法
↓の写真で明らかなように、パラコードの紐を水平にしてライターでしたからあぶると、切断面の溶け具合にムラが出て、よく焼き固まった部分とそうでない部分ができがちです。

お勧め処理方法
ところが↓の様に、パラコードを縦に持って、ライターの炎の向きと同じ方向にして炙ると、パラコードの溶けた部分が重力に引っ張られて丸くまり、切断面をむら無く焼き固め易くなります。

しかし、パラコードは、ブランドや材質(ナイロン・ポリエステル)、編み方によって焼き固め時のクセが色々違います。単なるこの縦炙り方式だとうまくいかない場合もあります。その際は、後述の横+縦方式でやってみるとうまく行くことが多いです。
動画はこちら
あわせて読みたい


サンダルの紐(パラコード)の切断面がほつれないように、溶かして固めるライター
サンダルの紐に、パラコードという化学繊維でできた紐を使う場合には、適切な長さに切る必要が有ります。その際、切断面をライターであぶって溶かし、紐がほつれないよ…
パラコードを横+縦で焼き固める方法
最近は、パラコードの先端をまず横向きで炙ってから、縦にして再び炙り、切断面を丸くする方法をよくやっています。
最初に横向きでパラコードの先端部分の表面を締めることできるので、この方が後でパラコードがよりほつれにくいように感じています。



パラコードを大量に切りたい場合には、このようなホットナイフが便利です。
