ちきゅうサンダルの作り方を紹介しています。まず最初は、ソール(サンダル底)の作り方です。
初めて作るときには、一度最後まで読み通して、作り方のイメージを掴んでから始めると良いでしょう。
必要な材料と道具のまとめ
- ソール(サンダルの底)の材料になるもの(例:ビブラムソール6mm厚、8338番)
- 水性ペン
- 後でペンで描いた線を洗い落とすための洗剤
- ハサミ
- 6mm穴開けポンチ
- 穴開け時に使う下敷き
- 穴開けに使うハンマー
動画で解説
ソール(サンダル底)の作り方を動画で解説しています。
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写真で解説
先ほどの動画の内容を、動画から切り出した写真で解説しています。
はじめに
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材料について
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ビブラムソールの6mm厚、8338番は、一般的なワラーチ(薄底サンダル)作りにもっとも良く使われるソールの材料です。こだわらなくても、100円ショップに売っている靴の中敷き(インソール)などでも作れます。
道具について
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ソールの色に対して目立つ色が良いでしょう。
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ソール(サンダル底)の作り方・まずは段ボール紙で練習
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足形を描く
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普段、私達が立ったり歩いたりしている状態(自分の足に体重がかかって、足の幅が広くなっている状態)での、足の形をビブラムソールに描き込みます。
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穴を空ける位置に印をつける
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ソールに穴を空ける位置の印をつける時も、足に体重をかけたままにしておきます。
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まず、前(つま先側)の穴の位置に2つの印を付けます。一つ目は、足の拇趾(ぼし・親指)と、第二趾の間の趾間腔に1つ。
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他のワラーチの作り方では、趾間腔から上に1cmくらいという解説もあります。ちきゅうサンダルでは、人それぞれの足の指の長さの違いを考慮した方法を採用しています。
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印を付けるのには、、三角定規を使っても良いですし、自分の指を使って大体でも大丈夫です。足の両方のくるぶしのくぼみに印を付けます。ここまでできたら、ソール板から足を離しても大丈夫です。
描いた線を修正する。羽根を追加する
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デザインにも決まりはありません。段ボール紙練習で、色々サンプルを作ってみてから決めるのも良いと思います。
ソールを切り取る
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切り取るときには、カッターナイフよりハサミをオススメします。より安全です。カッターナイフは、慣れていないと、力の加減が難しいかもしれません。ある程度質の良いハサミを使うと、切り口も滑らかです。
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ソールの穴開け・完成
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左足用のソールは、いま作った右足のソールの型をなぞってコピーすることもできますが、大抵の人は右足と左足の形や大きさが違うので、左足のソールも右足と同じ手順で製作することをオススメします。作業を繰り返せば、より上手にできますよ。
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切り取りが終わったら、洗剤で、マーカーの線の色を落としましょう。
水性とはいえ、後々になると色が落ちづらくなるので、右足ソールと左足ソールの両方を切り取った後、両方一緒に洗い落としてしまうことをオススメします。
この写真では、専用の汚れ落とし洗剤を出していますが、とりあえずご自宅にある石けんなどの一般的な洗剤で消えればそれで充分です。
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